せいせきみらい活性化実行委員会(妹尾浩也実行委員長)は9月20日、一ノ宮公園を中心にした多摩川河川敷の清掃活動を実施した。
毎年、9月に行われている「せいせきみらいフェスティバル」。花火をツールにした地域活性化イベントとしてこれまで一ノ宮公園を会場に5回開催されてきた。今年も9月20日の開催をめざし準備を進めてきたが、新型コロナウイルスの影響で中止が決まった。そうした中、今年4月から実行委員会メンバーが個人で行っていた清掃活動をきっかけに、ボランティア組織「せいせきみらいクリーン隊」を6月に発足。大栗川の清掃など、他の団体の活動にも参加してきた。
イベントの開催日だった9月20日、これまでの感謝と来年度に向けて委員会の熱を共有しようと12人が参加し、一ノ宮公園を中心とした河川敷の清掃活動を行った。空き缶やペットボトル、花火の燃え残りなど、投棄されたり上流から流されてきたと思われるゴミを15袋(20リットルのゴミ袋)分を回収した。
同隊中心メンバーの小林悠さんは「今年は中止となったが『みんなのせいせき、みんなのみらい』という実行委員会のスローガンに立ち返り、今自分たちにできること、すべきことがあるのではと思い、この活動を始めた」と経緯を語る。続けて「一ノ宮公園は聖蹟桜ヶ丘の名所。大勢の人たちが憩い、子どもたちが駆け回る場所をきれいに、安全にすることは『みらい』を育むことへ繋がる。小さな一つのゴミを出さないことが大切だと清掃活動の度に実感する」と振り返る。また「自分たちが暮らすまちをよりきれいに、笑顔溢れる場所にしたい。来年多摩市制50周年の中で、みらいフェス開催と成功を繋げ、聖蹟のまち全体がさらなるステップへと進んでいく一助になりたい」と思いを語った。
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