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父島とつないで水産学ぶ 貝取小学校でオンライン授業

教育

掲載号:2020年11月5日号

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オンラインで話す児童たち
オンラインで話す児童たち

 市立貝取小学校(小川貴史校長)で10月20日、5年生の社会科の授業で、小笠原諸島の父島とオンラインを繋いで授業が行われた。

 新型コロナウイルスの影響で、校外学習での実体験や、直接話を聞くことが困難な状況が続いている昨今。同校5年生の社会科で水産業の学習を進めるにあたり、子どもたちに生の声を伝え、気付き、考える機会がないかと、今回初めてオンライン会議ツール「Zoom」を使った授業を企画。社会科講師・新堀貴子教諭の知人の紹介で父島の漁師・小野哲治さんの協力を得て、オンライン授業が実現した。

双方向の授業を

 当日は、5年生の2クラス47人が授業に参加。オンラインで小野さんとつながると子どもたちから歓声が沸いた。小野さんが父島の天気や気候、経歴などを紹介。メカジキを専門に漁を行っていることや、船の中、使っている道具、船上での生活などをカメラで映しながら説明をすると、子どもたちは「すごい」という感想を漏らしていた。また「船の上で寂しくないか」「魚を釣るまで何をしているのか」「今までで一番大きな魚は」などの質問が寄せられると、小野さんは「寂しいよりも必死」「音楽を聴いたり、寝て体力を回復させている」「235kgのマグロ」と笑顔で答えた。

 今回の授業について佐々木奏次郎くんは「説明がわかりやすくて、内容が詳しくわかった」と話し、オンラインでの授業について山口結菜さんは「遠くの人ともつながることができて、コロナ時代でこういうことができるのも分かった」と感想を述べた。一方で、朝村心海さんは「船のレーダーとかを実際に体験してみたかった」と直接体験できなかったことを残念がるも、金谷琥一朗くんは「こういう形でも授業ができて良かった。魚を獲るのに、天候や海流などが関係していることを学べて良かった」と話していた。

 新堀教諭は「その場にいるかのように双方向でやり取りができるようにと思っていたので、それが実現できてよかった。匂いや温度などを体験できないことは残念だが、ICTを使った授業ができたことが今後の授業へのきっかけになれば」と手ごたえを語った。

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