11月7日(土)に開催される「多摩市オンライン文化祭」に向けて、さまざまな団体が演奏やパフォーマンスの練習を行い、事前収録に取り組んでいる。
市民団体「OnTama」もそのひとつ。同団体は、多摩地域の市民らが文化祭をテーマに議論する「Edcamp TAMA(エドキャンプ・タマ)」で出会ったメンバーで結成された。
今回、「オンライン合奏〜誰もが つながる 音楽を〜」をテーマに、市民有志のグループや小中学生、障害者らをつなぎ、オンラインでセッションした動画の制作を立案し、制作を進めている。
10月24日には、諏訪小学校で音源と動画の撮影を行った。同校は、以前からブラスバンド活動に力を入れており、毎年定期演奏会などを開催。今年は、新型コロナの影響で2月に予定していた演奏会が中止となり、活動も休止していた。それを知った同団体が同校に音源となる演奏の協力を依頼。当日は、体育館で5・6年生と同校の卒業生、教員ら計48人が参加して米津玄師さんが作詞・作曲した『パプリカ』を演奏した。卒業生で中学1年生の石井柊輔くんは「感謝していた先生にこの演奏が届けば。自分たちの曲が基になって映像が出来上がるのが楽しみ」と話し、同校6年生の斉藤汐帆さんは「卒業生とまた一緒に演奏出来て嬉しい」と声を弾ませた。
同校の演奏をもとに、都立多摩桜の丘学園や障害者施設、子育てサークル。児童館など約10団体の演奏、ダンスの動画をつなぎ合わせて編集し、当日発表する。同団体の発起人である影近卓大さんは「今回はオンラインだからこその楽しみや、つながりができた。とても良い動画になっているので楽しんでいただければ」と期待を込める。
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