今年11月に市制施行50周年を迎える多摩市。50周年を記念したプレイベント「多摩市オンライン文化祭」が昨年11月7日に行われ、50団体、延べ1千人を超える人たちが参加して、歌や踊りなどさまざまな動画がオンラインで配信された。
「『遠方にいる親せきが見てくれて、元気をもらった』って連絡があったという話を出演者から聞いて、オンラインならではだなと思うし、新しい発表の場ができたかなと思いました」と話すのは、このイベントの企画・運営を担った多摩市市制施行50周年記念市民事業実行委員会「TAMA―BASE」代表を務める瀧口寿彦さんだ。
TAMA―BASEは、市民有志の集まりで、2年前のワークショップから始まり、市内のさまざまな団体やサークル、個人、そして行政を結び付ける活動などを行ってきた。瀧口さんは「関わることがベース。文化祭もそう。NHKでも紹介され、少しづつ広がっていくのを肌で感じた。手づくりが人に届いていくのが嬉しかったですね」と話す。
現在は、50周年に向けて壮大な企画を計画中。「大きなことをやると子どもたちの記憶に残ると思う。だから、例えば14万人の市民の皆さんと乾杯をしたいななんて」と笑顔を見せる。50周年はまちの歴史であり、市民の物語。その物語の積み重ねが50周年になる。そうした瀧口さんたちの思いが詰まっているのが、文化祭でも披露された歌『この街の地図』だ。「ユーチューブのTAMA―BASEチャンネルの中で視聴することができるので、この歌を聴いて思いを馳せてもらえれば。ぜひ一緒に50周年を、これからの多摩市を盛り上げていきましょう」と呼びかけた。
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