「ピチピチ チャプチャプ ランランラン」--。コロナ禍の現在、多摩市内の音楽教室では飛沫対策を徹底しながら、レッスンが開かれているようだ。毎週土曜日などに、市内施設で練習を重ねている児童合唱団「多摩ファミリーシンガーズ」も同じ=写真。生徒たちはマスクに加え、フェイスシールドも被りながら、この夏に予定されているコンサートを目指し練習を重ねている。
梅雨を前にした5月初旬のこの日、集まった子どもたちは雨にまつわる童謡を透き通るようなソプラノで歌い上げていた。指導にあたる高山佳子さんは「詞の内容をしっかりと理解した上で歌えるように教えている。十分に声を出せない状況ですが、歌の描写が子どもたちの心のなかに入っていくようになれば」と話している。
動画配信も
一方で、高山さんはコロナ禍のなか、多くの人に「おうち時間」を楽しんでもらおうと、ファミリーシンガーズの歌声を楽しむことができる動画配信を昨年スタートさせたという。「一人ひとりの歌声を集め、編集したものです。楽しんでもらえれば」と高山さん。「ユーチューブ 多摩ファミリーシンガーズ」で検索できるという。また、来月、44年目に入るファミリーシンガーズは現在、生徒を募集中とのこと。問い合わせは事務局【電話】042・375・8558へ。
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