多摩市内を走る多摩ニュータウン通りを八王子方面へ直進し、左手に見える大型施設は何――。この建物は、8月に稼働を始めた総合感冒薬の「ジキニン」などの医薬品を取り扱う全薬工業株式会社の研究開発センター(八王子市南大沢)=上写真。国内を代表する製薬会社の1つとして、この施設では医薬品や基礎化粧品、健康食品の開発や既製品の改善・改良などを行っているという。
「説明文」読む姿
およそ1万7000平方メートルにも及ぶ施設は早速、地域から話題を集めているようだ。
同社が敷地内で育てている「薬草」が施設前の公道を利用する人たちを楽しませているそうで、20を超える「薬草」の近くに掲げられた説明文を読み込む人の姿が見られている。
「製薬会社らしく薬草を植栽してみました。地域の皆さまに喜んでもらえているようでうれしい。この施設を周辺地域の緑と調和させようと考えています」と同センター担当者は話し、その他、敷地を囲むように植えられている草花も、1年にわたって緑が絶えないように植栽してあるという。
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