市区町村議会に属する45歳未満の超党派で構成される「関東若手市議会議員の会」で活動する児童虐待防止について考えるチームが現在、書籍づくりを進めている。内容は児童虐待防止に関する「提言」をまとめたもので、チームに名を連ねる11人の議員が児童相談所や自治体への視察、勉強会などを重ねるなかから得た知見がもとになっているという。
8月にはクラウドファンディングによって製作費の一部を支援してもらうことが決まり、メンバーに名を連ねた、多摩市議会の遠藤千尋市議は「クラファンでは目標をはるかに上回る支援を頂き驚くばかり」と話し、「この取り組みに参加し個人的に感じたことは、虐待の背景には望まない妊娠とシングルマザーの孤立化があるということ。また、その改善には性教育をより進めていく必要があると感じた」としている。書籍は3千部の発行を予定。全国約600カ所の児童養護施設などに寄付していく考えという。
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