神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2021年11月18日 エリアトップへ

40年前のカプセル開封 周年事業 再会の場にも

社会

公開:2021年11月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
40年前と同じ場所で出会った2人(左から二人目が三浦さん。その右隣りが高山さん)=提供写真=
40年前と同じ場所で出会った2人(左から二人目が三浦さん。その右隣りが高山さん)=提供写真=

 多摩市の市制施行10周年事業として永山北公園に埋設されたタイムカプセルが3日、掘り起こされた。会場には市の関係者のほか、タイムカプセルに思い出品を入れた当時の子どもたちなどが来場。市の50周年を記念する催しとなった。

 今回のイベントで司会を務めたのが、聖ヶ丘中学校で英語を教える三浦摩利さん。実はカプセルが埋設された40年前の催しにも三浦さんは参加。市内を拠点とする児童合唱団「多摩ファミリーシンガーズ」の一員として仲間と共に歌声を披露したのだという。当時は小学6年生。「あまりその催しの記憶がないんですよね。その頃、市内で数多くのイベントで歌をうたわせてもらっていて他の催しと区別がつかなくて」と三浦さん。そして、「その時はアナウンサーになりたいと思っていました」と振り返る。

もう一人

 当日はもう一人、40年前もタイムカプセルイベントに参加していた人が――。三浦さんが所属していたシンガーズを長年率いてきた高山佳子さんだ。今回はゲストとして催しに呼ばれ、「まさか、開封にも関われるとは思っていませんでした。摩利ちゃんともこの場で出会えてうれしいです」と微笑む高山さん。40年前はシンガーズの子どもたちを引率し、当日の催しの司会を務めたという。一方で、カプセルを開封した際は40年前の空気が周囲に広がっていくようだったと話し、「感動しました。カプセルから取り出したものはみんな綺麗でした。驚きましたね」と笑顔をみせる。

 この催しでは新たに30年後に掘り起こす予定のカプセルも埋められた。今回も子どもたちの思い出品が詰められたが、高山さんは「今度開封される際も、きょうのように美しい空と色づき始めた木々のなかで行われますよう願うばかりです」と話している。

開封されたカプセル
開封されたカプセル

多摩版のローカルニュース最新6

花あふれる南大沢へ

花あふれる南大沢へ

27日・28日 フラワーフェス

4月25日

多摩市内の桜 振り返る

GWに「タマカワラフェス」

GWに「タマカワラフェス」

地元有志が初の試み

4月25日

「健幸」に取り組む事業所紹介

多摩市

「健幸」に取り組む事業所紹介

市内大学生が取材

4月25日

小野路で音色楽しむ

小野路で音色楽しむ

4月 ピアノ・ソロ演奏会

4月25日

ヤングケアラーを支援

リバティ

ヤングケアラーを支援

都内在住中高生が対象

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook