多摩市内で活動する舞踊や民謡、書道などの各団体で構成される多摩市文化団体連合(青木ひとみ理事長)が先ごろ、創立50周年を迎えた。
多摩市が生まれてまもなくから、市内最大規模の文化行事である市民文化祭を市と共に開くなど、街の文化発展に寄与してきた同連合。当初4団体で構成されていたものは今では20団体が名を連ね、活動の幅を広げてきた。
青木ひとみ理事長は「『文化薫る多摩市』の実現を目指して、先人たちが情熱を傾けられてきた。そのおかげでここまでやってくることができたと考えています」と話す。
伝統継承に力
同連合が近年、力を入れてきたのが、伝統文化の継承だ。多様な趣味・趣向が広がる時代。日本の伝統文化に触れる機会が減り、後継者が少なくなっているなかで次世代を担う子どもたちが親と一緒になって伝統文化に触れる教室を文化庁の支援のもと開いている。「連合を今後も発展させていくには少子化とも向き合っていく必要がある」と青木理事長は話し、「舞踊や民謡など多様な教室がある。伝統文化は体験してみると楽しいもの。気軽に参加してもらえれば」と笑顔をみせている。
また、同連合は現在、新たな加盟団体の申し込みを受けつけているという。詳細・問い合わせは同連合事務局【電話】042・355・2116まで。
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