多摩市内の小中学生が取り組んでいるESD(持続可能な開発のための教育)。諏訪小学校6年生のESD学習の実践ともいえるTAMASHI+Iプロジェクトが14日に行われた=写真。
6年生の児童は多摩市の環境問題について学びプロジェクトに取り組み始めた。そして、プロジェクトは「ウォーク」「アート」「フード」の3部門に分類された。
ウォークでは市内にある日本一長い遊歩道を2キロ歩き、車やバスの使用頻度を減らそうというメッセージを地域に発信することにした。
当日、児童らは鶴牧西公園に集合した。同校の齋藤幸之介校長は「多摩市ってどんないいところがあるのだろう。もっとPRできるとこはないか。将来の多摩市はどんなところになるのだろうと、自分との関りで考えてきた。今日はそのまとめです。卒業まで多摩市のことを考えていただきたい」と話すと、約2時間かけて大谷戸公園まで歩いていった。
フードでは、ゴールの大谷戸公園で、地元で収穫栽培した野菜を使ったカレーを作り食べる地産地消を実践。器やスプーンを持参するなどごみ問題にも取り組んでいる。
さらにアートとして、昨年12月から始まったペットボトルゴミの分別徹底に合わせ、校内でキャップやラベルを回収。キャップやラベルを使用したアート作品を制作。3つのプロジェクトを遂行した。
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