地域で奉仕活動を行う東京多摩グリーンロータリークラブ(宮本誠会長、以下RC)は10月7日、創立25周記念式典を京王プラザホテル多摩で開催した。
東京多摩RCがスポンサークラブとなって市内で2番目のクラブとして1990年に設立されたグリーンRC。この日の式典では、所属する国際ロータリー第2750地区の地区役員やクラブ関係者、阿部裕行多摩市長らが来賓としてお祝いに駆けつける中、記念事業として「多摩自慢」と題したシンポジウムを開催。3人の講師による「おしい!多摩ニュータウン」「多摩ニュータウンを世界遺産にしよう」「ワンダーランド多摩丘陵にたなびく炭焼の煙」の講演が行われた他、クラブ会員が多摩の自慢を探し歩いた結果を報告した。
式典の後に行われた第2幕では、同クラブが独自に取り組むロタフェロー(事業)として支援する看護師の赤尾和美さん、彫刻家のキム・キョンミンさん、車いすテニスプレイヤーの西村祐亮さんを紹介。また、同じく支援する合唱団・多摩グリーンロタキッドクラブによる歌声も披露された。
障害者のテニススクールも
10月15日には、毎年行っている障害者テニススクールを一本杉公園で実施。落合中学校の1年生が介助等で参加する中、足や耳などに障害を持つ16人が参加してテニスを楽しんだ。今年5回目の参加となった女性は「普段はコーチに教えてもらう機会がないので嬉しい。障害を持ちながらもテニスを楽しむ仲間に会えるので良い体験ができた」と話していた。
同RCの宮本会長は「今後もロタフェローや独自のプログラムなど、顔が見える活動を行っていきたい」と話していた。
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