市立唐木田児童館で11月14日、中央大学の学生たちと近隣の子どもたちで、巨大アートを制作した=写真左上。
この取り組みは、中央大学多摩キャンパス(八王子市東中野)に通う文学部教育学を専攻する学生たちで結成されたサークル「TaTsuKids(たつきっず)」が企画。同サークルは、普段からボランティアで同児童館の運営の手伝いや子どもたちとの交流を行っており、昨年から年に2回、子ども向けのイベントを開催。これまでは体を使ったゲームなどを行っていたが、今年は巨大アートに挑戦しようと企画した。
いくつかに分けた紙の上で、画用紙のちぎり絵と子どもたちの手形を使い、お父さんとお母さんが子どもと手をつないで、からきだ菖蒲館に向かう様子を表現。また子どもたちの夢が書かれた木の葉も貼られた。午前中から制作を開始し、2歳児から中学生まで約70人が参加して巨大アートが完成した。
同サークルの代表を務める秋葉直人さんは「作品のテーマは『つながり』。サークルのことを知ってもらい、地域の子どもや地域の大人の方々とつながりを作ろうと企画した。多くの子どもたちが来てくれて、普段顔を合わせることのない子どもたちともつながりを作ることができて良かった」と話している。
なお、作品は、12月上旬までからきだ菖蒲館ギャラリーに展示されるという。
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