最大震度7を観測し、多大な被害に見舞われている熊本地震。多摩市内から、被災した熊本へ様々な支援が行われている。
多摩市と多摩市社会福祉協議会は4月20日から共同で義援金の街頭募金活動を実施。市職員、社協スタッフが多摩センター、永山、聖蹟桜ヶ丘の各駅周辺に立ち、募金を呼びかけた。23日には阿部裕行多摩市長も永山駅前に立ち、通行人に募金を呼びかけた。その結果、多摩市の募金箱に集まった義援金44万4644円は日本赤十字社を通じて、社協の募金箱に集まった131万7387円は赤い羽根共同募金等を通じて、今後被災地に贈られる。
また、市職員の一部有志は4月23日・24日・30日の3日間、同じように各駅前で募金活動を行い、集まった義援金97万133円を直接被災地に贈る予定だという。さらに多摩市議会全議員で構成される多摩市議会銀互助会は25万円を、市の管理職で構成される多摩市部課長会は30万円を日本赤十字社を通じて被災地へ寄付を行った。
陸路で救援物資
多摩市では4月25日、今回の地震で市役所本庁舎が被害に遭った熊本県八代市に独自に支援を行うため、八代市災害対策本部からの要請を受けて、トイレットペーパーやウェットティッシュなどの支援物資を、市防災安全課の職員が陸路で搬送した。
また東京都の要請を受けて、現地で倒壊の危険のある建物の判定を行う資格を持つ市職員2人が現地に派遣され、2人は熊本市で建物の危険判定を行った。
また多摩市医師会も東京都医師会から派遣要請を受け、田村豊会長をはじめ医療法人社団めぐみ会の医師、南多摩薬剤師会のメンバーが阿蘇市で医療支援活動を行った。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|