多摩市は8月24日、市内で事業を展開している6社と「多摩市地域見守り活動」についての協定を締結した。
市では、地域の一員として声掛け等を通じて住民の変化や困難を早期に発見し、その後の支援につなげていくことを目的に、地域で活動する民間事業者に見守り活動の呼びかけを行っており、今回の6社が加わり、計16団体となった。
今回協定を締結したのは、市内の各家庭への宅配事業を展開している生活協同組合コープみらい(さいたま市)、自然派くらぶ生活協同組合(八王子市)、多摩南生活クラブ生活協同組合(町田市)、東都生活協同組合(世田谷区)、生活協同組合パルシステム東京(新宿区)の生協5社と、牛乳や薬の宅配事業を展開する布亀(株)(兵庫県)の計6社。
これからがスタート
協定締結式には、各社の代表が出席し、それぞれ挨拶。生活協同組合コープみらいの新井ちとせ代表は「多摩市との協定は嬉しく、身が引き締まる思い。これまでに宅配でお伺いしたお宅で、いつもと様子が違うので地域包括支援センターに連絡し、搬送したという事例もある。これがゴールではなくスタート。地域社会の一員として見守り活動を行っていきたい」と語った。また阿部裕行多摩市長は「日々戸別宅配、店舗経営し、顔の見える関係づくりをしている皆さんとこうして協定を結べることに感謝している。これを財産に、いざという時に通報等していただけるように、引き続き協力し合いながら地域の人たちの支援、見守りをしていければ」と話していた。
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