多摩循環型エネルギー協会企画 電チャリで日本一周挑戦 ユウキのハピネス旅 旅日記【4】 7/28〜9/1 福島県喜多方市〜北海道札幌市
ご覧の皆様、御無沙汰しております。前回の福島県から、一路日本海側を目指し、新潟県へと向かいました。そこから山形、秋田、青森と北上し、現在北海道は札幌に来ております。新潟〜北海道間は、迫り来る秋の気配に足取りを早め、淡々と進むだけになってしまいました。もう少しゆっくりと、変わり続ける景色の中に、何か、微かな風情を見つけることができたんじゃないかとちょっと後悔。ですが、夏の日本海、水平線の彼方まで透き通る様子にいつも見惚れておりましたので、たまには大自然にずっと目を向ける時があっても良かったかなとも思います。
その日本海を惜しみつつ、北海道は函館へ。石川さゆりさんの『津軽海峡冬景色』よろしく、連絡船に乗って津軽海峡を渡りました。上陸の際、頭の中に流れるは「は〜るばる来たぜ函館〜!」。北島三郎さんの『函館の女』ですね。名曲は不滅です。
さて、余談は置いておいて…。
旅が始まって3カ月。油断からか、財布を3回落とし、充電器を2回盗まれるという事態に(財布は3回とも無傷で返ってきました)。油断大敵とはよく言ったもので、天候より、登り坂より、自身の油断が1番の敵だということを、この身をもって知ることができました。
気を引き締め直し、北海道に入った時には秋の風を感じました。早朝深夜は冷え込み、寝袋にしっかりと身体を埋めて朝を待っています。7、8月のあの、うだるような暑さが恋しいです。まあ、暑くなるとなるで、あの寒さが…、なんて言い出すのでしょうが。基本的に野外で過ごすこの生活、季節の移り変わりを肌で感じ、刻み込まれるように過ごしております。日本の豊かな四季を折々で噛み締めながら、肌寒くなってきた北海道を足早に走り抜けるこの頃。ぼくが言うのもナンですが、季節の変わり目です、風邪にはお気をつけください。
この後は北海道を出来る限り(冬に差し掛かると危険なので)探索したのち、青森へ戻り、太平洋側から南下する予定です。
それではまた!
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本田悠喜さん…22歳。福岡県出身、今春桜美林大学を卒業。多摩市民が主体となって地元で自然エネルギーの普及を目指す「一般社団法人多摩循環型エネルギー協会」の企画で、電動アシスト付自転車「ハピネス号」で日本一周の旅に挑戦中。日本各地の再生可能エネルギーの現場等を訪ね歩く。日々の旅程はFB「ハピネスに乗ってゆく」で更新中。もしくはHP「多摩エネ協」で。
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