プロの指導を受けながら汗を流した
地域で奉仕活動を行う東京多摩グリーンロータリークラブ（小泉博会長）は10月13日、一本杉公園で「障がい者テニススクール」を開催し、市内外から21人が参加してテニスを楽しんだ。
毎年開催されている同スクールは、運動する機会が少ない障害者にもテニスを通じて運動する楽しさを体験してもらおうと、運動・テニスが初めての人から試合経験者までを対象に開催されており、今年で14回目を迎えた。
当日は、市内だけでなく、横浜市や厚木市、千葉県からも参加者が訪れ、市内のミヤムラテニスセンターのプロコーチが実演、指導する中で、ラケットを振って汗を流した。またこの日は、落合中学校の１年生１１２人もボランティア体験の課外授業として、参加者の車椅子の補助や、用具運びなどのサポート役を務めた。
「ここでやるのは楽しい」
今回３回目の参加となった座間市在住の中学生は「月に１度テニスをやっているけど、ここでやるのは楽しい。また機会があれば来たい」と話し、ボランティアとして参加し車椅子でのテニスも体験した落合中学校の生徒は「普段やっているテニスとは違って、大幅にラケットを振ることができないし、両手を使ってやらないといけないので難しかった」と感想を語った。
主催した同クラブの小泉会長は「地域の奉仕活動として14回続けて実施する中で、毎回楽しみに参加してくださっている方もいて、必要とされているかなと実感している。中学生も一緒に参加してくれているのも長続きしている理由だと思う。今回も参加してくださった方々が楽しんでくれたようなので良かった」と総括した。
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