地域の子どもたちに、身近な場所で自然体験活動をしてもらおうと企画された「多摩の自然学校」が10月28日から30日までの2泊3日、豊ヶ丘小学校で行われ、34人の子どもたちが学校林などでアウトドア生活を体験した。
「多摩の自然学校」は、文部科学省が推進する「小学校自然体験活動プログラムの開発」の一環として数年前から市内の小学校等で永山にキャンパスを構える国士舘大学ウェルネス・リサーチセンターの主催で実施されている。2泊3日の行程で、親の力を借りず、自らが考え、協力し合いながら、食事を作り、自然の中で寝泊まりするという自然体験活動だ。
初日は、肌寒いあいにくの天気の中で、学校の周辺で薪拾いを行い、暗闇の中で火おこしから食事づくりを体験し、体育館で就寝。2日目は、同校の学校林にブルーシートなどを使って秘密基地を作り、学校林をナイトハイクした後、その秘密基地で寝袋を使ってビバーク体験した。
参加した子どもたちは「新しい発見ができて楽しかった」「なかなか寝れなくて大変だった」と普段できない体験を楽しんだ様子。主催した国士舘大学は「雨の中での活動が多く大変だったと思うが、子どもたちが楽しんでくれた。より自然の厳しさを体験ができた3日間になったのでは」と話していた。
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