国際奉仕団体である東京多摩ロータリークラブ(小林誠治会長)、東京多摩せいせきロータリー衛星クラブ(福井康弘議長)が主催する「多摩市中学生俳句大会」の最終選考会が10月31日に開かれ、優秀賞・入賞作品が決まった。12月17日(土)には、午前10時から永山公民館ベルブホールで表彰式が開催される。
同俳句大会は、日本文化の継承を目的に、同クラブの青少年奉仕活動の一環として、2004年から市内の公立中学校に通う子どもたちを対象に多摩市教育委員会との共催、多摩市の後援を得て実施されている。
今年は、7月から各校で応募を呼びかけ、市立中学校9校と都立桜の丘学園の生徒から2854句が集まった。その中から、審査委員長の俳人・由利雪二氏、からまつ俳句会・石川春兎氏、「こだま句会」による1次選考を行い、優秀作品を選出、308句の入選作品を決定した。
「参加に心より感謝」
10月31日に行われた最終選考会では、由利審査委員長、阿部裕行多摩市長、清水哲也教育長ら20人が集まり、入選作品100句、3校の学校賞が選出された。同クラブの小林誠治会長は「松のことは松に習え、竹のことは竹に習え、と言われる俳句の世界に市内全ての中学生諸君が参加してくれたことを心より感謝したい」と話している。
なお、1次選考を通過した308句の作品は、1月19日(木)〜24日(火)、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター5階連絡ブリッジギャラリーで、生徒自筆による短冊が展示される。また来年2月には、中学生が描いた表紙絵・挿絵を使って、全応募作品を掲載した俳句集「やまざくら」を発行する予定だという。
表彰式、展示等についての詳細は、同事務局【電話】042・371・7588へ。
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