多摩市が主催する「第26回多摩市障がい者美術作品展」が11月27日から12月4日までパルテノン多摩で開催され、数多く展示された多彩な作品が来場者の目を楽しませた。
今回で26回を迎えた同展は、障害者の文化活動や社会参加を推進すると同時に、障害者に対する理解の輪を広げようと1991年にスタート。以来、市内在住や、市内の学校や作業所に通う障害者の作品を展示している。
今年も、絵画や書、造形など、個人やグループで制作された多彩な作品約600点が展示され、期間中会場を訪れた延べ1704人が各作品を熱心に見入っていた。主管した同実行委員会は「ここ数年みんなで力を合わせて作品を作る傾向がある。作品を制作する思いは障害を持つ人も一般の人と同じ。多くの人に理解してもらうためにも今後も継続して実施していきたい」と振り返った。
なお、11月26日に開かれた選考会で選出された受賞者・団体は次の通り(敬称略)。○多摩市長賞団体部門/永山公民館障がい者青年教室○多摩市長賞個人部門/横山秀子○多摩市教育委員会教育長賞/吉田雅惠○多摩市議会議長賞/アートひまわり○多摩市議会健康福祉常任委員長賞/多摩市立永山小学校わかくさ学級○多摩市健康福祉部部長賞/社会福祉法人時の会ぐりーんぴーす工房○公益財団法人多摩市文化振興財団代表理事賞/島田療育センター○多摩市社会福祉協議会会長賞/社会福祉法人正夢の会ワークセンターつくし○多摩美術大学美術館賞/多摩市立落合中学校○多摩市障害者福祉協会理事長賞/憩書道・石橋常石○多摩市障がい者美術作品展実行委員長賞/自立ステーションつばさ○多摩市障がい者美術作品展市民賞/アートひまわり
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