多摩市では現在、普段見ることのできないパルテノン多摩内部のバックヤードを公開する施設見学会を実施している。
オープンから30年が経過するパルテノン多摩は、施設の老朽化のために市によって大規模改修が計画されている。その改修について市議会では、改修内容や費用、多摩センターの活性化などを含めて検討する「パルテノン多摩周辺施設整備等特別委員会」を発足し、市の改修案と比較するための独自調査を続けている。
今回の見学会は、改修を前に市民に施設の現状を知り、関心を持ってもらおうと市が企画したもの。7月27日に行われた見学会には、9人の市民が参加して、空調を管理する機械室や、電気室、奈落(舞台下)、客席下、天井裏など、今回改修を検討している機器や場所などを、市職員の説明を聞きながら約1時間半にわたって歩いて見て回った。
参加者からは「普段見ることができない場所を見ることができて勉強になった。老朽化の程度もわかった」「機能面で旧式ということはわかったが、何がどの位金額がかかるのかの説明がほしかった」と感想を話した。市文化・市民協働課では「一人でも多くの方に見てもらい、施設の規模を実感してもらうことができれば」と話した。
なお、同見学会は8月15日(火)午後6時から、20日(日)午後5時から、26日(土)午前10時から開かれる予定。参加費は無料。対象は市内在住・在勤・在学者(小学生以上)。定員は各回15人(申込み先着順)。申込みは開催日前日午後4時までに、市文化市民協働課【電話】042・338・6882へ。問い合わせは同課まで。
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