多摩市が今年度設置した「多摩市若者会議」の第2回が8月4日、パルテノン多摩で開催された。
「若者会議」は、若い世代が「住んでみたい」「訪れてみたい」と思えるようなソフト面での魅力を創出することに加え、その魅力を広く発信するために企画されたもの。39歳以下の若者が対象で、対話を通して多摩市を盛り上げるアイデアを生みだし、実際にプロジェクトとして実現させることを目標としている。
総務省地域資源・事業化支援アドバイザーの林田暢明氏をファシリテーターに、今年度4回のワークショップ等を通じて若者同士が意見を交わしながらプロジェクトを進めていく予定。6月に第1回を開催し、「理想の街」や「魅力」を生み出すためのアイデアについて話し合いが行われた。
「どうまとまるか楽しみ」
今回は、第1回を上回る69人の若者が参加。前回に出た「魅力発信」「近居」「絵になる街」「学園企業都市」「自然」といった意見をさらに掘り下げる形でワークショップが行われ、グループごとに分かれて話し合いが進められた。各グループによる発表では「『キティ探し』や『隠れしまじろう』などで魅力発信」「グルメなどの多摩アプリを」「児童館で子どもの見守り」「大学と企業のマッチング」「自然スポット、夜景めぐり」などの意見が挙がった。
今回府中から参加した男性は「これから実際に政策としてどうまとまっていくのか不安はあるけど楽しみ」と感想を話した。
第3回の会議は9月15日(金)午後7時から、関戸公民館で開催。10月以降に最終的なプロジェクトとしてまとめられる予定だという。 詳細については、市企画政策部企画課【電話】042・338・6813へ。
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