諏訪地域を中心に「誰でも食堂」を開設するなど、地域活性化に取り組む「すわハーモニークラブ」は10月18日、諏訪４丁目２番地集会所で「ランチハーモニーカフェ」を開き、近隣に住む高齢者30人が食事や会話を楽しんだ。
同団体は、地域の住民有志、社会福祉法人こばと会ら様々なメンバーで昨年３月から活動をスタート。月に一度、親の仕事等の都合で一人で夕飯を食べている子どもや、一人暮らしの高齢者らに食事を提供しながら地域のコミュニティづくりをと「誰でも食堂『すわハーモニーカフェ』」を開設している。今回の取り組みは、そのハーモニーカフェの”ランチ”版として、初めて企画、実施された。
この日は、サラダや味噌汁、地域から寄付してもらった米などを使って、その場で調理した「蟹玉風定食」を３００円で提供。希望者には、コーヒーとプチケーキのセットを１００円で振る舞った。
同団体の伊東伸浩代表は「参加した方から『家にいると食事を作るのが億劫。こうした取り組みは助かる』『一人で食べるよりもこうやってみんなで食べると楽しい』という声をいただいた。初回としては手応えは良かった」と話す。
一方で「ご飯が硬かったのは反省材料。課題はまだまだある。今後、週に一度開催できるようにし、それが定着できるよう検討していきたい」と意欲をみせた。
なお、次回の「ランチハーモニーカフェ」は11月15日（水）、午前11時30分から同集会所で開催を予定。事前予約制。定員は先着30人。詳細は伊東代表【携帯電話】０８０・５６８９・０４９６へ。
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