多摩市少年野球連盟(金子正雄理事長)は11月11日、同連盟出身の小野寺大輝さん(健大高崎高校3年)、小林由伸さん(盛岡大付高校3年)の甲子園出場報告会を市立総合体育館で行った。
現在8チーム約200人が所属する同連盟。年々その数が減っている中で、野球少年たちの目標でもある甲子園に出場した先輩たちのことを知ってもらおうと、今年甲子園に出場した2人の出場報告会を企画した。
諏訪インディアンス出身の小野寺さんは、中学校時代に硬式野球チーム・城南ボーイズの外野手として全国大会等に出場。健大高崎高校(群馬県)に進学すると、2年生時にレギュラーとして秋の関東大会ベスト4に貢献。春の選抜大会でも、チームの特長である「機動破壊」のリードオフマンとして牽引した。
愛宕ヤンキース出身の小林さんは、中学校時代に硬式野球チーム・町田ボーイズの内野手として数々の大会で活躍。盛岡大付高校(岩手県)に進学し、2年生時に春の選抜大会に出場。3年生でも夏の甲子園に出場し、2回戦で逆転満塁ホームランを打つなど、ベスト8進出に貢献した。
市長「勇気もらった」
この日久しぶりに帰郷した2人は、阿部裕行多摩市長に甲子園出場を報告。阿部市長は高校を選んだ理由や高崎や盛岡での生活について質問し「多摩から他県に越境し活躍した2人に勇気をもらった。次のステージでもぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。
亜細亜大学への進学が決まっている小野寺さんは「こうした会を開いてもらえて嬉しい。大学は練習が厳しいと聞いている。頑張ってレギュラーをめざし、プロに行きたい」と抱負を語った。また桜美林大学に進学するという小林さんは「仲が良かった2人が甲子園で活躍し、こういう場に立てて嬉しい。自分のやるべきことをやってその先を考えていきたい」と話していた。
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