多摩市では現在、市内の住宅などの「ブロック塀安全点検」を実施しており、10月から、改善が必要な塀については工事費用の補助を始めた。
今年６月に大阪北部で発生した地震の影響で、小学校のブロック塀が倒壊し、小学生が命を落とす事故が起きた。それを受けて、市ではブロック塀の無料安全点検を８月１日から実施しており、10月からはその点検で「危険」「要注意」と判定された塀の改善工事などについて補助金を交付している。
補助対象となるのは、点検で「危険」「要注意」と判定された道路に接するブロック塀の改善工事（塀の全撤去、または造り替え工事）。一部補修や補強工事については対象外となる。期間は、今年10月１日から２０２２年２月末までで、それまでに完了した工事費用が補助される。ただし、工事開始前に直接市防災安全課への申請が必要。またフェンスなどの新設については、地区計画により高さなどが制限される場合もあるという。
補助金額は、【1】１ｍあたり３万６千円【2】改善費用の80％【3】30万円で、いずれかのうち最も低い金額となる。
詳細については、市防災安全課【電話】０４２・３３８・６８４１へ。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
