「2050年の大人づくり」をスローガンに多摩市内の全小・中学校で取り組んでいる「ESD(持続可能な開発のための教育活動)」。その取り組みの成果を発表する「多摩市子どもみらい会議」が2月1日、恵泉女学園大学で行われた。
2015年度から毎年行われている「みらい会議」。毎年、テーマに基づき、各校が1年の間で取り組んできたことを発表。さらに当日参加した子どもたちがそのテーマを基に、今後自分たちが取り組んでいくべきことを協議して、メッセージを作成、発表を行っている。
第4回となった今年度のテーマは「国際理解」。南鶴牧、西落合、大松台、瓜生の4小学校と、多摩、諏訪の2中学校が参加し、日本の文化や郷土について学び、留学生らとの交流、アートマイルの中でふれた他国の文化などについて、気づいたことやコミュケーションの取り方、これから取り組むべきことなどが発表された。
その後、各グループに分かれて、「2030年の多摩市が世界の人々と共に理解し合い、過ごせる場所となるために」をテーマに、来場した学校関係者や保護者、地域の人たちが見守る中で協議を行い、メッセージを作成。「Welcomeに 市民が人と関わり、教え合う場をつくろう」に決まった。
今回参加した子どもたちは「違う学校、年齢の人たちの意見が今までになかった視点だったので参考になった」「考えていることは一緒なので、今後より良い国際理解を深めていきたい」と感想を話していた。
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