天使の歌声を披露した
児童合唱団「多摩ファミリーシンガーズ」の演奏会が６月30日、関戸公民館ヴィータホールで盛大に開催された。
「うたのお姉さん」としてＮＨＫをはじめ、数々のＴＶ番組等に出演していた高山佳子氏が主宰して１９７７年に発足した同合唱団。以来、多摩周辺の児童らが所属し、市内のみならず国内外で合唱活動を行っている。
恒例となった演奏会は今回で39回目。当日は２部公演で行われ、１部ではモーツアルトの楽曲から始まり、今年３月に行われた長崎への演奏旅行のＤＶＤがお披露目された他、志賀俊紀氏作詞、高山氏が作曲した『祈りのまち』などが披露された。
続けて行われた２部では、子どもたちが合唱組曲『くるみ割り人形』を様々な役を演じ歌う中で、初となる他団体との共演も実現。市内で活動する「片山満子バレエスクール」の生徒たちが踊りで舞台に花を添え、満員となった会場から大きな拍手を受けていた。
高山氏は「この素晴らしい体験が子どもたちの自信につながり、将来に役立つと思う」と話していた。
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