東京オリンピック・自転車競技ロードレースのテストイベント「READY STEADY TOKYO」が7月21日に開催された。コースとなっていた多摩市内でも沿道に多くの観衆が訪れ、声援を送るなど盛り上がりを見せた。
テストイベントには、世界各国のナショナルチーム9チーム、コンチネンタルチーム11チームの計96選手が参加。本番と同じ調布市、府中市、三鷹市にまたがる武蔵野の森公園をスタートし、ゴールとなる静岡県の富士スピードウェイまでの179Km(本番は244Km)のコースで行われた。
そのうち、都内最長となる11・8Kmの多摩市内のコースを選手たちが疾走。沿道には、数多くの人たちが訪れ、カメラを片手に、手を振ったりしながら選手に声援を送った。聖ヶ丘四丁目交差点で観戦した家族連れは「見るのは初めてで、エキサイティングだった。来年もぜひ見に来たい」と話し、川崎市から訪れた自転車愛好家は「日本で身近でレースが見れるのは嬉しい。本番が楽しみ」と話していた。
この日は、多摩大学で市内6大学と多摩市が連携して応援イベントを開催。VR体験やボッチャの体験会などが行われ、盛り上がりを見せていた。また日本赤十字社による応援プログラム「赤十字クリーンプロジェクト」も行われ、多摩センター駅前、ひじり館周辺、豊ヶ丘南公園周辺の3カ所で清掃活動を実施した。
観戦に訪れた阿部裕行多摩市長は「長梅雨の中で最高の天候となった。ロードレースはもちろん、テストイベントも多摩市にとって初めての経験。今日出た課題を整理して本番に向けて備えていきたい」と話していた。
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