多摩市議会は11月2日に関戸公民館、10日に永山公民館で、それぞれ市民との意見交換会を実施し、地域の課題等について意見を交わし合った。
市議会では2010年以降、年に1〜2回「議会報告会」として議員が市民に直接、市議会定例会の報告を行ってきた。17年から「意見交換会」に名称を変更し、広く市民から意見を募り、市政に反映させていくことを目的に実施している。
今回は、今年度の決算審査の概要について報告するとともに、市議会の各常任委員会で検討課題として挙げたテーマ「市庁舎建替え」「廃プラスチック問題」「大人の引きこもり」「妊娠期から18歳までの切れ目のない子育て支援」について、市民と議論を交わした。
関戸公民館で行われた2日は、約10人の市民が参加。「市庁舎建替え」「廃プラスチック問題」について話し合いが行われ、「市庁舎」は「災害に強いエリアが望ましい」「今の場所が満遍なく不平等で良い」などの立地に関する意見や「出張所の機能拡充を」などの意見があがった。
また「廃プラ」については「コストの表示」や「教育現場で教えることが第一」「世代間で意識の差があり、子どもたちは学校で習っている。親の世代の意識を変える」「企業が石油製品を作らない方に持っていかないと減っていかない」などの意見があがった。
今回の意見交換会について、議会運営委員会の大野正樹正樹副委員長は「テーマを設定したので来づらい方も多かったかなと思ったのですが、関心のある方に来ていただき、有意義な会になった」と話していた。
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