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多摩版 公開:2019年11月14日 エリアトップへ

青陵中学校 独自アイデアで商店街を活性化 利用者「ありがたい」の声

教育

公開:2019年11月14日

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物産展で特産品を販売
物産展で特産品を販売

 市立青陵中学校(千葉正法校長)は11月1日、2日、豊ヶ丘・貝取商店街で足湯やフリーマーケットなど中学生のアイデアによる企画を実施し利用者を楽しませた。

 同校では、1年生の総合学習の時間を使って、2年前から、かつて賑わいをみせていた地元の豊ヶ丘・貝取商店街を盛り上げようと「STP(商店街をちょっとたのしく元気にするプロジェクト)」を立ち上げ、生徒たちが独自に考えた企画を実施している。

 今年も、事前に近隣商店会を見て歩き、人通りを多くできる企画を4クラス計20班がそれぞれ考え、9月から準備を始めた。

 迎えた当日、事前にパンフレットや、のぼりを制作し、商店会周辺で呼び込みを行い、フリーマーケットや小物作り教室、射的ボーリング、空き店舗を利用したシャッターアート、プラネタリウム、インスタ映えを狙ったフォトスポットなどの企画を実施した。地元の団体の協力を得て、多摩市都災害時応援協定を結ぶ静岡県西伊豆町の物産展、友好都市の長野県富士見町の温泉の素を使った足湯など、独自の企画で同商店会を訪れた人たちを楽しませた。

 買い物に来ていた近隣に住む女性は「地域とは関係ないという生き方もある中で、中学生がこうして地域で活動してくれるのはありがたい」と話し、長年地元に住むという女性も「シャッターストリートになっている商店街を元気づけようと、毎年違うアイデアで盛り上げてくれてありがたい。SDGsに関することも貼ってあったりと、難しいテーマに取り組んでいることは良いこと」と感想を話した。

 同プロジェクト実行委員長の中島杏さんは「あまり来てもらえないと思っていたので、いろいろな方に来ていただけてありがたいなと思った。もっと周りにポスターとかを貼って呼び込みをすることが課題。今後も地域を盛り上げていけたら」と話していた。

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