多摩消防署(槇野稔署長)は11月12日、国士舘大学多摩キャンパス(永山)柔道場で、同大学体育学部准教授で柔道部監督の鈴木桂治氏に感謝状を贈呈した。
今年、12年ぶりに「全国消防救助技術大会」に出場し、入賞を果たした同署の特別救助隊。同大会への出場を目指す中で、今年4月、救助技術の向上や体力の強化のみならず、精神的な強化を図るため、近隣にあり日頃から連携している国士舘大学に講師を依頼したところ、同大学体育学部武道学科の准教授で男子柔道部監督、アテネオリンピック柔道100kg超級で金メダルを獲得した鈴木桂治氏が快諾。
隊員たちは3日間にわたり、鈴木氏からメンタル面でのトレーニング方法やモチベーションの向上策、チームワークの重要性、ケガの防止などの講義を受けた。その結果、東京消防庁内選考会、関東大会を突破し、全国大会でも入賞を果たすことができたという。
鈴木氏は「自分が話したことで結果が出たということで、少しでも力になれたなら嬉しい。技術や心の持ちようで、どの競技も結果は変わってくると思う。こちらも刺激を受け力になるのでありがたい」と話していた。
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