65歳以上の新型コロナウイルスワクチンの接種が多摩市内で始まっておよそ２週間。他の自治体同様、予約電話がつながりづらい状況にあるものの、多摩はウェブサイトや自動応答（ＡＩ）の予約専用ダイヤルからも予約できる「窓口」があることなどから24日現在、大きなトラブルは起こっていないようだ。
市は７月末までに65歳以上の高齢者が２度の接種を終えられるように調整を重ねているといい、「必ず一人ひとりが接種できるようにワクチンを供給すると国が保障している。電話がつながらない場合でも慌てずにいてもらいたい」と担当者。６月中旬以降には市内の一部医療機関でも個別接種できるようにする予定と話し、「決まり次第、市の広報紙や公式ホームページで発表する」としている。
二重登録に注意を
一方で、千代田区に国が設置する大規模接種センターに関して、市の担当者は「市と国の接種会場２つに二重予約してしまわないように注意してもらいたい」と呼びかけている。
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