新型コロナウイルスの感染が広がり、3密を避けた参拝が推奨された今年の正月――。来年はどうか。一ノ宮・小野神社の禰宜(ねぎ)、滝瀬悠貴さん=写真=に聞いた。
――来年も引き続き、でしょうか
「そうですね。来年も3密を避け、コロナ対策を徹底したうえで分散参拝をお願いしたいと思います。今年の正月は分散を呼びかけたところ、例年よりも三が日の人出は少なく、12月中から1月末まで参拝する人の姿がみられました。ご理解頂けたようで何よりです」
――小野神社さんの滝瀬孝宮司は多摩・日野市内の合わせて8つの神社の宮司を兼務されているそうですが、状況は同じでしょうか
「同じですね。東京都内の神社をまとめる都神社庁からは来年もコロナ対策を徹底するようにといった文書がありましたね。マスクをする。密を避けるなど、基本的なコロナ対策を徹底するようにとのことでした」
――三が日に初詣しなくてもご利益はある?
「もちろんです。神さまは皆さまに安全と安心をもたらす存在。だから、コロナに感染する危険のあることをする人は神さまに好まれないのではないでしょうか」
――小野神社さんでは三が日、社殿のなかに多くの花を添えるそうで
「数年前から行っているもので、社殿の空気が澄むような感じがするんです。おさい銭箱のところから覗けると思います。どんな花か楽しみにして頂ければと思います」
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