多摩市は２月から、戸籍上同性であることなどから婚姻できない２人に対して、証明書などを発行し婚姻関係と同等のサービスを受けられる制度を開始した。法的な制度ではないが、一定の効力が期待されるものとする。
このパートナーシップと呼ばれる制度を取り入れるのは東京都内26の市のなかでは５例目。制度を利用できるのは多様な性的指向または性自認をもつ人で、市内に住所を有しているか、今後３カ月以内に市内へと転入する予定の人が対象になるという。
市は現在、市営住宅の入居条件にこの制度利用者を含めるための改正を予定している。
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