登壇した岩谷代表取締役（右）と阿部市長
多摩市は20日、４月に災害協定を締結した一ノ宮のアミューズメント施設「ドキわくランド聖蹟桜ヶ丘店」（佐藤孝成店長）と協定締結式を開いた。
当日は同店を運営する株式会社悠煇（立川市）の岩谷東明・代表取締役が出席。阿部裕行・多摩市長と協定に関する各書を交わした。
今回の協定では、多摩川などが氾濫した際に一ノ宮地区の住民らの避難場所として同店の５階建て立体駐車場が提供される内容が盛り込まれ、岩谷代表取締役は「長くお世話になってきた地域のお役に立てるのは名誉なこと。今後も様々なことについて相談して頂ければ」と話した。
一方の阿部市長は「一ノ宮の皆さんにとって身近なところに避難できるのはありがたいこと。ドキわくさんが避難場所になってくれることに市民も驚くのでは」と笑顔をみせていた。今後は同店内に駐車場が指定緊急避難場所になったことを知らせる告知を掲げるなどして市民への周知を図っていくという。
「告知」を掲げる佐藤店長
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