多摩市内在住の土田和歌子さんが先ごろ、北海道で行われた車いすのハーフマラソンに出場し、日本記録で優勝を飾った。東京五輪のマラソンで使用されたコースの一部を使い実施された「はまなす車いすマラソン」で、土田さんは序盤からハイペースでレースを進め、最後は並走してきた沖縄県の選手をゴール手前の坂で振り切り、2秒差で逃げ切った。
およそ2年後に迫ったパリ・パラ五輪を目指して練習を積んでいるところという土田さんは「ハーフの日本記録を更新し、これからのマラソンシーズンにつなげることができた」と微笑み、コーチの高橋慶樹さんは「まず、五輪日本代表になることが目標」と話している。
土田さんは昨年行われた東京パラ五輪に出場し、日本人選手として最多となる夏冬合わせて8度のパラ五輪出場者となっている。
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