【コラム【5】最終回】JCへの期待 人との出会いが、人生を豊かにする 日本青年会議所 副会頭 加藤宗兵衛
「言葉との出会いは、夢との出会い」
これまでJCの役割と可能性について、私なりの見解を書いてきましたが、JCメンバーは減少傾向にあります。
過去最大7万人いたというメンバーが現在は、3万人に減少をしております。これは、20歳から40歳の人口動態にも反映されていると考えますが、経済的背景も大きいと考えています。
平均在籍年数も4年と言われ、人材育成サイクルも厳しい状況にあります。勢いがあった時のJCと今のJCの最大の違いは、「夢を描く力」だと考えています。メンバーが少なくなると、出会う言葉や意見に多様性が生まれません。
政府でもいま価値デザイン社会という世界と勝負するための知的財産ビジョンが発信されました。その核となるのは、多様な意見と出会う場であります。本来のJCは異業種の集まりの場であるわけですから、価値デザイン社会の源泉と成り得ると考えています。
故に、JCに期待をされることは、社会や企業の課題に対してアジェンダ設定ができること、そしてパートナーを組み上げ議論を興し、ビジョンをつくることであります。伊勢原JCも会員の拡大に課題を同様に抱えています。他団体との違いがわかりにくいという意見も伺います。
これを機にJCの可能性に期待と、入会者のご紹介をしていただければ幸いです。 (おわり) ※ ※ ※
〈連絡先〉伊勢原JC事務局/伊勢原市笠窪14の1((有)パル音楽産業内)【電話】0463・92・1707【FAX】0463・92・6030【URL】www.isehara-jc.com
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