災害時即利用が可能に 青山会が寝具セットを寄贈
市内で福井記念病院や介護老人保健施設「なのはな苑」などを運営する医療法人財団青山会が9月27日、社会福祉法人三浦市社会福祉協議会に、災害時備蓄用の寝具セットを寄贈した。
これは、東日本大震災の被災地に同財団のスタッフらが医療支援チームとして出向いた際に、現地に多くの毛布が支援物資としていち早く届けられた一方で、いくつかの避難所でそれが枕や敷布団、掛け布団とセットになるのに時間がかかったことを目の当たりにし、「パッケージによる支援」の重要さを痛感したことから、次の災害に備え社会貢献の一環として対応。災害時に市のボランティア統括センターや避難所として機能することが期待される市社協に対し、寄付したもの。
当日は、青山会の日景永子総務部長が南下浦町菊名の市社協を訪れ、掛け布団・敷布団・毛布・枕・シーツ・包布がまとまった寝具12セットのほか、掛け布団26枚、毛布11枚、枕26枚を市社協の熊谷末男副会長に贈った。
市社協では、「すぐに使えるのでセットはありがたい」と話している。
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