三崎昭和館 例大祭の衣裳を展示
三崎下町にあるチャッキラコ・三崎昭和館では、現在、今年も7月14日(土)・15日(日)に執り行なわれる地元・海南神社の例大祭にあわせ、寄贈を受けている御輿の模型や昭和の各年代から最近までの例大祭の御輿渡御の際に先頭を歩く化粧金棒の持ち役の子どもの祭り衣裳等などを展示する「三崎の祭り」((株)三浦海業公社主催)を開催している(7月31日(火)まで)。
飾られているのは、平成15・17・22年の男児化粧金棒の衣裳一式、同9年の女児同衣裳一式、昭和27年の男児化粧金棒の半天、昭和23・30年の子ども用祭り半天などで、中には刺繍がふんだんに施されたものもあり、時代の趨勢も感じ取れる貴重な資料となっている。
同館は、明治・大正・昭和と100年続いた旧商家を活用。関東大震災にも耐えた蔵造り、座敷、台所等の建築様式の公開や、道具の展示も含めた昭和30年代の生活状況の再現、ユネスコ世界遺産に登録された国の重要無形民族文化財「チャッキラコ」の衣裳・資料の展示を常設。季節ごとにテーマ展も企画している。
開館は午前10時から午後4時。ただし、例大祭がある14・15日は午後8時まで入場できる。水曜休館。
問合せは、同館【電話】046・882・3156まで。
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