三浦版 掲載号:2013年6月21日号
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歩いて日本一周、完遂 総距離は7010Km初声町在住の市川さん

家族から贈られた花束を持って記念写真に収まる市川さん
家族から贈られた花束を持って記念写真に収まる市川さん

 日本を歩いて一周する旅にチャレンジした初声町在住の市川秀行さん(62)は今月7日、ゴールの宮城県気仙沼市役所に到着し目的を達成した。歩いた距離は7010Km。旅を終えた市川さんの顔は、達成感と充実感に満ち溢れていた。

 7日の午後、気仙沼市役所の玄関先には菅原茂気仙沼市長をはじめ家族や親戚、関係者など約20人が市川さんの到着を待った。市役所に通じる道路に市川さんが現れると歓声が上がり、午後3時3分無事に到着、出迎えた人たちと握手を交わし喜びを分かち合った。市川さんは「淡々とゴールを目指し歩いていたが、市役所が見えてきたときは嬉しさがこみ上げてきた」と、当時の様子を語った。菅原市長は当紙の取材に「市川さんがゴール後に語った、復興までの長い道のりも一歩一歩あきらめず、という言葉を胸に、今後も市民と共に復興に邁進していく。日本一周達成、おめでとう」と市川さんを称えた。

 市川さんは、会社をリタイアした後、日本一周歩き旅を計画、2010年9月に北海道の層雲峡をスタートした。旅は、歩きやすい春と秋の季節に絞った。東日本大震災や足の故障、怪我などを乗り越え、今年1月の時点で約780Kmを残すところとなった。そして4月27日から5月11日を最終ステージと位置づけ、新潟から秋田と青森から仙台を歩いた。ゴールの気仙沼市役所までの残り約50Kmを7日に歩き、チャレンジを終えた。

 最後の旅も季節外れの雪に見舞われるなど困難を極めた。それでも「あと少しでゴールという段階だったので、気持ちだけは折れず常に前向きだった」と振り返った。

 「当初は義理の父の病気回復を願って計画した。しかし、震災は私にとっても大きな出来事だった。以降は、被災地の復興も願う旅となった。最後、被災地の道のりは、復興に向けて頑張る人たちへの応援を込めて歩いた」と話した。

 「次はカヌーで日本一周を計画している」と早くも目標を掲げた氏、その言葉には力が漲っていた。
 

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