三浦市 熱中症に注意を 市民に予防を呼びかけ
徐々に気温も上がり、暑い日が増える中、三浦市は市民に熱中症に注意を呼び掛けている。
熱中症は、気温や湿度が高いなど気象条件と、体調不良や暑さに慣れていないなど、体調による影響が重なることで発生が高まるとされている。
体は暑い時に汗をかき、体温を低下させて環境に適応しようとするが、高温環境下にさらされると汗によって体から水分や塩分が失われていく。結果、筋肉のけいれんや失神などを引き起こし体温上昇状態にあるのが熱中症。
状態によっては、死に至る可能性のある病態だが、適切な予防法を知ることで防ぐことができる。また、応急処置を知っていれば救命できる。
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者。高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下している。
熱中症対策として市は「室内の温度が28度を超えないように、温度計を部屋の見える位置に設置し注意する」、「のどの渇きがなくても、早めの水分補給を心がける」などを呼び掛けている。
また、熱中症が疑われる人を見かけ時の対応方法として、「涼しい場所へ避難させ体を冷やし、水分や塩分補給を行ってほしい。また、自分で水を飲めない、改善しない場合は医療機関へ搬送してほしい」と話している。
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