高校生が非行防止授業 初声小学校
三浦臨海高校の生徒が児童に非行防止を訴える特別授業が先月31日、初声小学校で行われた。
対象となったのは同校の4年生。児童と年齢が近い高校生が授業を行うことで、認識を深めてもらうのがねらい。
授業のテーマは、自転車盗難防止。高校生は、県警の紙芝居をもとに、警察官や子ども役になり、声のトーンを変えるなどそれぞれの役を演じた。
高校生が「2人乗りの自転車は良い事、悪いこと」と問いかけると児童は「悪いこと」と大きな声で答える場面も。最後に「他人の気持ちを考えて行動しましょう」、「悪いことはしない、強い意思を持ちましょう」と児童に促した。
授業に参加した児童は「紙芝居を見て、悪いことをしてはいけないと思った」と話していた。樋口華澄さん(高2)は「児童に楽しく聞いてもらえることを考えて行った。大事なポイントは児童に伝わったと思う」と話していた。
|
|
|
|
|
|