「見に来てくれる人に幸せを」 ハナショウブが見頃
自宅の庭にハナショウブをはじめ、多くの植物を植え育てている三浦市南下浦町菊名の石井千代子さん。「隠れハナショウブ園」としても知られており、毎年楽しみしている人も多い。幹線道路から外れ、奥まった所にあるその場所のハナショウブは今年も色づきつつある。
竹林に囲まれた、静かな谷戸田に広がる約300平方メートルの庭園には、ハナショウブのほかにアジサイやタチアオイ、ゴデチャ、ユリ、ハマナスなどが植えられている。
石井さんは、約40年以上前から、毎日庭の世話を続けている。今では、家族や手伝いに来てくれる人など一緒に手入れをしている。「毎年楽しみにしてくれる人もいるから頑張らなくちゃね」と、草無むしりに精を出す。朝6時ごろ、「花の顔」を見るのが最近の日課だとか。「咲き始めていく花を見ると、よかったと思うよ」と微笑む。
横須賀市から見に来たという人は「季節の花を見るのが好き。こんなに手入れされていて、皆さんの苦労が見えるよう。色鮮やかな花が多くあり綺麗」と顔をほころばせていた。
南下浦町菊名868。京浜急行「三浦海岸駅」から引橋経由三崎東岡行きバス「神台」バス停下車、徒歩約10分。
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
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