三崎での白秋を学ぶ 城ケ島 白秋記念館
日本全国から年間約2万人の白秋ファンが訪れているという城ケ島にある白秋記念会館。同館には、官能詩人から自然詩人へ一大転機に新生の黎明光を得たという「雲母集」「真珠抄」の世界と「城ケ島の雨」、それぞれの潮目が白秋のメッセージを主軸に展示されている。館内には、約200点の展示物と約1800冊の蔵書がある。
建物は2階建て。白秋詩碑建碑にあたり白秋の人間関係のほか、直筆の短冊等を展示。「雲母集」で詠んだ短歌の解説も。「城ケ島の雨」を作曲した梁田貞の譜面のコピー等も展示されている。
また、「雲母集」、「畑の祭」、「漁村の秋」についての展示とともに三崎時代の白秋自筆ノート、白秋が三崎に来るきっかけをつくった公田連太郎氏についての解説もある。絵や書も飾られていることからも、白秋の新たな一面を垣間見ることもできる。
休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)。開館は午前10時から午後4時。詳細・問い合わせは同館【電話】046・881・6414
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