京急油壺マリンパーク 行動展示など施設を増設 かわうその森がリニューアル
くす玉パフォーマンスに挑戦するカワウソの「嵐」に注目する来場者
油壺にある京急油壺マリンパークはこのほど「かわうその森」をリニューアル。新たに「かわうその遊び場」と「かわうそ教室」の２展示施設を増設した。カワウソの魅力や生態を知ることができる施設となっている。
増設された展示施設には、昨年2月繁殖に成功した4頭のコツメカワウソが入る。遊び場は、行動展示を目的にしたもの。水槽内の透明パイプを半回転してアクリル角型水槽へ遊泳移動する様子や滑り台を配置しカワウソの動きを見ることができる。教室は、室内を学校に見立てたもので黒板や机、椅子が置かれ人気者の「嵐」が入る。今後は、嵐と来場客のハイタッチなどふれあい体験を通じてカワウソが持つ能力や生態系について紹介していくとしている。
19日、リニューアルオープンセレモニーが行われた。テープカットでは、特別ゲストに「嵐」が登場。嵐がくす玉の紐を引くことになっていたが、大勢の来場客に緊張したのかうまくいかず、スタッフが代役を務めるといったハプニングも。嵐の愛くるしい動きに、来場客の笑いを誘った。安藤浩史社長は「今回、行動展示を目的にした施設を新たに設置したことで、カワウソの新たな一面を見ることができる。私たちは、希少動物の保護や繁殖をこれからも継続しておこなっていく」と語った。
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