「民」の力を行政に 市、研修員を受け入れ
三浦市は、16日から民間企業社員を研修員として初めて受け入れている。民間企業の業務の進め方や柔軟な発想を行政運営に生かす。期間は2016年9月15日まで。
研修員として来ているのは、京浜急行電鉄(株)広報課の鈴木聖史さん(40)。経済部に配属され、観光プロモーション担当課長として業務に就いている。新たな観光の核づくり事業の推進や6次産業を含む観光イベントの企画・運営、京急や関連グループ会社、協賛企業との連絡調整などを主な業務として2年間務める。
鈴木さんは「行政の仕事は初めての経験」とやや緊張と戸惑いを見せたが「様々なことを吸収し、活かしていきたい」と意欲を燃やす。「地元の人とのコミュニケーションを積極的にとっていきたい」と話している。
市は、既存の観光イベント等のブラッシュアップや新たなイベントの研究、民間のマネジメント手法の観光行政への取り込みプロモーションの高度化他を図りたい考えだ。
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