陸海空、連携を確認 三浦市総合防災訓練
三浦半島断層群を震源域とする地震の発生を想定した防災訓練が18日、三崎新港岸壁周辺で行われた。三浦市主催。今年の訓練は、自衛隊や海上保安庁、警察ほか関係機関及び医師会、歯科医師会ほか協力機関と応援体制の検証、活動の連携と強化を図ることに重点を置いた。
訓練は、市内各所の道路が寸断され、一部の地域は孤立し電気やガス、水道も停止、負傷者や帰宅困難者等も多数出ているという想定で始まった。模擬道路の瓦礫撤去や停電場所の照明確保、タグボートによる海上からの救援物資輸送、ヘリコプターでの救助など各機関が連携して訓練にあたった。
吉田英男市長は「台風18・19号、御嶽山の噴火など自然災害はいつ、どのような形で発生するか分からない。この訓練を通じて、市民が防災に関して認識を高める機会になってほしい。また、関係機関はいざというときのために力を発揮できるよう努めてほしい」語った。
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