「文化財防火デー」にちなみ6日、南下浦町金田の走湯神社(菊池恵宮司)で地域の人たちが見守る中、市消防、消防団(第8分団・金田)などによる消防訓練が行われた。
訓練は、神社の社殿から出火したと想定。重要文化財の搬出、消防による消火活動までを実践した。
吉田英男市長は「日ごろからの訓練が、地域の人に安心、安全を伝えることになる。使命感を持って、これからも励んでほしい」、岩野議長は「臨場感のある訓練だった」と話した。菊池宮司は「消防関係者のきびきびした動きに感銘を受けた。このような訓練は地域の人にとっても必要なこと。万が一の時にはこの訓練で学んだことを生かしたい」と話した。
防火デーは、1949年1月26日に奈良の法隆寺金堂が火事で全焼したことを教訓にして定められた。防火デーに合わせて消防訓練を行っている自治体は多い。三浦市でも毎年市内の神社や寺で訓練を実施している。
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