福祉サービスの質を向上
三浦市社会福祉協議会は、市内の介護・福祉サービスの質の向上と均一化を目的に介護職従事者等を対象とした「人材育成・研修センター」を開設した。
近年、加速する少子高齢化などにより、福祉や介護サービスの需要は増加する傾向で、利用者ニーズは複雑に高度化・多様化している現状にある。同社協では、一定品質のサービスを維持するため、地域内での人材育成を重要課題と位置づけ、昨年度から職場内研修・介護職員初任者研修の修了後アンケートと、市内施設や事業所向けの研修ニーズ調査を実施。その結果を基に、今年度から様々な研修を開催していく。主な内容は、介護職従事者の知識やスキルアップを図る技術研修会、介護福祉士・介護職員初任者研修などの資格取得に向けたサポートを行う。
研修センターの特色は、社協の経験豊かな講師を中心に、さまざまな神奈川県内の研修主催団体と連携しながら、介護職員などが市外に出なくても地元三浦市で研修を受けられること。「現場の手が足りず、外部研修を長時間受ける余裕がない」という小規模施設にも門戸を広げるため、出張研修(5000円〜)の相談も受付けている。
「資質の向上が三浦市内の地域福祉のレベルを底上げ、ひいてはサービスを受ける利用者の満足度にも繋がる。ぜひ利用してほしい」とセンター長の成田慎一さんは話す。
問合せや申込みは、同社協事務局【電話】046・888・7347(平日午前8時半から午後5時15分)
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