上宮田を中心に地域の出来事をまとめている長島文夫さん(上宮田在住)が、このほど「年表でたどる上宮田III(二十一世紀版)」(A5判/65頁)「上宮田雑記」(同/75頁)の記録集2冊を上梓した。
調査で集めた資料や地元住民への聞き取り情報を一つひとつ繋ぎ合わせた年表記録、数値情報などを盛り込み、郷土のあゆみを後世に伝えている。
長島さんは病気を患い会社を退職。「上宮田地域のことを詳しく知りたい」とリハビリを兼ねて歴史を調べ始めたのは30年以上前のこと。調査活動の傍らで「少しでも歴史の足跡を残せたら」と執筆活動を行い、「三浦海岸シリーズ」と銘打った書籍を1991年に出版。以降、「名字にみる郷土史」「南下浦地域の学校沿革」などさまざまな視点から上宮田地域の歴史に迫り、変遷をひも解いてきた。「10冊目の今回で一区切り。一通りの記録を残せたのではないか」と、長島さんは自著を前に感慨深げに振り返る。
各1500円で販売中。購入方法などの問い合わせは長島さん【電話】046・888・3649
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