高円坊の介護老人保健施設「なのはな苑」で先月30日、認知症に関する情報交換を目的とした「オレンジカフェ（認知症カフェ）」が開かれた＝写真。
認知症患者とその家族、地元の医療介護・福祉施設スタッフ、市職員など約50人が参加。作業療法士によるリハビリテーションをテーマにした講演や「認知症の人と家族の会神奈川県支部」の岸正晴さんと白鳥哲夫さんを交えた座談会、同苑施設長・北川年一医師の個別相談コーナーが設けられた。参加者は熱心に耳を傾け、日ごろの悩みや労いの言葉をかけあうなど和やかな雰囲気のなかで交流を図っていた。同苑では今後も定期開催する予定で、広く参加を呼び掛けている。
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